精神科専門医 第9回11番 入院制度

精神科病床数入の変化についての問題です。
知っておかなければ解けないのでこれを機に暗記しておきましょう。

今回は第9回3番です。
正解はeです。


a

精神科病床の在院患者数は減少傾向にあります。
2014年の時点で28.9万人で、概ね30万人です。
参考資料 - 厚生労働省 9枚目


b

精神科病床の平均在院日数は2014年の時点でも281日です。

c

精神病床に入院している65歳以上の患者割合は増加傾向です。
1999年の時点では約33%でしたが、2014年の時点で約54%まで増加しています。
約半数を超えています。元々、長期入院の患者が含まれているとはいえ、この高齢化率は絶望的です。
参考資料 - 厚生労働省 10枚目


d

精神病床に占める認知症患者率は増加傾向です。
1999年の時点では約11%でしたが、2014年の時点で約18%まで増加しています。
約20%になっています。
参考資料 - 厚生労働省 9枚目 

e

dの図を参考にしてください。
精神病床に占める統合失調症患者率は減少傾向です。
1999年の時点では約64%でしたが、2014年の時点で約56.4%まで減少しています。
精神病床の全体の患者数が減少し、さらに統合失調症の占める割合が減少しています。
地域連携が出来ているということでしょうか?



参考



この問題もかなりの難問です。
日々の臨床知識だけでは絶対に解けません。
精神科の公衆衛生的な視点は重要だと思いますが、一臨床医としては中々関わる機会がありません。
だからこそ、精神科専門医の試験勉強を機会に学んでほしいというメッセージなのでしょう。

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